車買取ハイエース専門ショップ

ある産業の市場が成熟する過程では、市場は限定的な市場から専門的な市場へと変化し、やがて総括的な市場へと移り変わっていきます。ここでは、買取査定を例に挙げて市場の成熟する過程を見て生きたいと思います。

まず、車買取の市場は、一般的な中古車販売店しかありませんでした。ハイエースなどを買取る最近の国産車専門店を扱う市場のみに限定されていたのです。これが車買取という産業における限定的な市場です。

そして、限定的な市場にたいして様々な需要が生まれます。例えば車買取とはいっても、ハイエースを専門に車買取する業者が現れるわけです。ハイエース専門業者だけではなく、例えば外車、不動車など、専門的な査定の需要が増えて、このような業者が出現するのです。これが車買取という産業における専門的な市場です。

さて、最近ではどうなっているかというと、ハイエースであろうがベンツであろうが、何であろうが、車買取一括査定というサービスを利用すれば、どのような専門的な車であっても車買取のサービスを受けることが出来るようになってきたのです。これは総括的な市場への変化の途中です。

さて、車買取一括査定のサービスを提供している業者は、実際には買い取ることはなく、手数料だけを収入としています。ですから、実は非効率的なのです。例えばあるハイエースを買い取ってもらったとすると、そこに諸費用と手数料を含めて次の業者に転売されます。しかし、買い取った業者が直接売れば諸費用だけですむわけです。

ですから、今後は、このような流通過程で生じる無駄なコストを削減するために、車買取一括査定のサービスを提供する企業と、実際に車買取を行う業者とが合併を繰り返し、業界全体が大きく再編することが予想されます。

業界再編が起これば、おそらく国内の車買取業者は2社から3社程度に絞られるのではないでしょうか。ハイエース専門店は現在ではたくさんありますが、ハイエース専門店もこのような大きな業者の一部所として合併されるでしょう。このような状態が総括的な市場と言われる状態です。

総括的な市場になると、そこで安定しますから、車買取産業がなくならない限りは変化はしません。

ここではハイエースの例に挙げて、市場の変遷を紹介しました。